目の悩み事から角膜、瞼(まぶた)の外来といった専門的な診察・治療まで対応しています。
目のことならまずは当医院にご相談ください。
一般眼科診療
経験豊富な眼科専門医が丁寧に診察し、目の健康を守ります。
最新の設備を駆使し、幅広い目の病気やトラブルに対応できるよう、適切な治療法を提案しています。
General Practice
*コンタクトレンズ処方について*
コンタクトレンズ装用に関しては、さまざまなリスクがあります。適切な使用をしていない場合、重篤な視力障害が一生残ってしまう可能性もあります。
眼の状況によってはコンタクトレンズ処方ができないことがあります。また、コンタクトレンズ装用に関して、リスクも含めてきちんと理解していないと医師が判断した場合は、たとえ希望があったとしても処方しません。当院はコンタクトレンズ販売店ではなく、医療機関であるため、販売店での購入とは異なる点をご理解ください。
また、度なしのカラーコンタクトレンズ処方を希望される場合は健康保険の適応ではありませんので、原則自費(5千円)となります。
結膜炎・ものもらい
結膜炎は、感染で起こる細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎、アレルギーで起こるアレルギー性結膜炎など、様々な種類があります。ものもらいとは、まぶたのふちの脂腺や汗腺に細菌感染が生じたり、脂腺に脂が詰まって起こる炎症のことで、前者を「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」、後者を「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」と言います。
ドライアイ・眼精疲労
ドライアイや眼精疲労になる方は、近年、パソコンやスマートフォンなどの普及に伴い増加しています。
ドライアイは、涙の減少あるいは質の変化により眼の表面に障害を生じる疾患で、涙が足りないと、眼は乾いて傷つきやすい状態となり、重症になると眼の表面に無数の傷がついている場合もあります。
眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることで目や全身に疲れを感じる状態です。痛み・かすみ・まぶしさ・充血などの目の症状だけでなく、頭痛・肩こり・吐き気など、目以外に症状が現れる場合もあります。
白内障・緑内障の診断と治療
白内障や緑内障の検査、診断、治療を行います。
白内障は、ピントを合わせるためのレンズの役割を持つ水晶体が濁り、視界がかすんだり、光のまぶしさが増すなどの症状が出る病気です。発症の原因としては加齢が最も多く、早い人では40歳位から発症することもあります。年齢とは関係なく白内障が起きることもあり、20代で手術を受ける方もいます。実際、院長は39歳で手術を当院で受けました。
緑内障は、視神経がおかされ視野が欠けてしまう病気です。白内障と並んで中高年の代表的な眼の病気で(正常眼圧緑内障)、40歳以上の約30人に1人が発症する「眼の成人病」とも言われます。40歳を過ぎたら一度、眼科で診察を受けることをおすすめします。
眼底疾患
白内障・緑内障以外の眼底の疾患には、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜剥離、眼底出血などがあります。眼底の内側には、カメラのフィルムの様な役目を果たす「網膜」という、物を見るための大事な膜組織があります。この網膜に異常をきたすと、視力が低下したり、視野が欠損したりします。 OCT(光干渉断層計)や眼底カメラを用いて、血管の状態や血液の流れを観察したりする検査を行います。
眼鏡・コンタクトレンズの処方
コンタクトレンズや眼鏡の処方も行っています。お一人お一人の視力やライフスタイルに合わせ、適正なメガネ、コンタクトレンズの処方を行います。お気軽にご相談ください。治療に急を要する患者さんや眼内手術後などの疾患の対応などで、時間を要する場合がありますので、特に休日は待ち時間が発生します。お時間に余裕がないときは、お時間に余裕のある別日にお越しください。
*眼鏡処方について*
視力の低下や眼鏡の度数が合わなくなった場合、屈折異常(近視、遠視、老視)などが考えられますが、視力低下の原因には目の病気が関わっていることもあります。原因をしっかりと診断するためにも、眼鏡を作ったり調整する前に眼科を受診するようにしてください。その結果、予測していなかった目の病気の早期発見が可能となり、目の健康維持につながります。 当院では、眼鏡を作る必要がある患者さんには視力検査だけではなく、その他の基本的な検査を実施して目の状態を確認し、患者さんのお仕事や生活スタイルなどをお聞きした上で眼鏡の処方を行っております。
【メガネの処方】
検査を実施した後に、患者さんに適した度数をご提案いたします。その検査結果を最寄りのメガネ屋さんへご持参いただきメガネを作成するようにしてください。
*コンタクトレンズ処方について*
コンタクトレンズ処方を行う場合、度数のあった眼鏡をお持ちであることが前提となります。眼鏡の度数が合っていない場合、まずは眼鏡処方を行い、問題なく使用できていることが確認できてから処方するかどうかを検討します。
コンタクトレンズ装用には様々なリスクを伴うので、ご本人や保護者がリスクを正しく理解し適切に使用できるかどうかも処方の可否に関わります。コンタクトレンズ装用に関する理解に乏しい場合や、装用によって眼疾患増悪のリスクがある場合には本人や保護者が希望していたとしても処方は致しかねます。また、当院では小学生以下にはコンタクトレンズ処方を行っておりません。
適切なコンタクトレンズ装用を行うことができない場合は重篤な視力障害が一生残ってしまう可能性がありますので、眼の状況によってはコンタクトレンズ処方ができないことがあります。当院はコンタクトレンズ販売店ではなく、医療機関であり処方に関する診断を行う役割であることをご理解いただきますようお願い致します。
また、度なしのカラーコンタクトレンズ処方を希望される場合は健康保険の適応外のため自費(5千円)を頂戴しております。
【コンタクトレンズのトラブルについて】
コンタクトレンズを使用していると下記のようなトラブルが起こることがあります。
- ドライアイやアレルギー性結膜炎の悪化
- もともと上記疾患を持っていた場合はコンタクトレンズ装用によって悪化することがあります。基本的には何かしら自覚症状があるときにコンタクトレンズを装用することは望ましくありません。ドライアイの状態やアレルギーによる痒みなどで眼を擦ってしまった場合、眼表面が傷ついてしまったり、感染症に罹患する可能性があります。
- 眼表面に傷が出来る可能性
- 誤った方法で装着や取り外しをしてしまうと傷をつくる恐れがあります。また、異物が眼表面とコンタクトレンズの間に紛れ込む事で傷ができる場合もあります。
- 感染症による失明のリスク
- 角膜感染症はコンタクトレンズ装用者は最も注意しなければなりません。コンタクトレンズ装用によって充血や痛みなどあれば直ぐに装用を中止し、眼鏡に切り替えるなどして、早急に眼科を受診してください。感染症を起こした状態でコンタクトレンズ装用を続けた場合、 感染症悪化の恐れがあります。また、感染が起きた場所によっては、視力障害が一生残ってしまう可能性、抗生剤に抵抗力がある耐性菌に感染した場合には、角膜混濁や角膜穿孔などによって失明する可能性もあります。コンタクトレンズ装用にあたっては、清潔を保つよう、気を付けてください。
サプリメント
目の健康をサポートするサプリメントを各種取り扱っています。 最近では、目の病気の予防のためにサプリメントが注目されています。お気軽にご相談ください。
外来・日帰り手術
Outpatient department
and Day Surgery
角膜外来 ※毎週日曜日に 内原とりやま眼科で受診可
- 【対応疾患】
- ●角膜移植手術 ●円錐角膜などの角膜疾患
当院には角膜診療に詳しい複数の医師がおります。角膜移植や角膜クロスリンキングといった角膜に関する治療や感染性角膜潰瘍、円錐角膜といった角膜疾患に関して、専門知識を有する医師が対応します。角膜外来は毎週日曜日に行っています。
小児外来 ※毎月第1土曜日(11:00~17:00)に 内原とりやま眼科で受診可
- 【対応疾患】
- ●斜視、弱視、遠視など
●先天性の白内障や眼瞼下垂症(かすいしょう)など
当医療機関では、小児特有の疾患についても対応しています。お子様の健康には特別な配慮が必要であり、一般的な症状でのお子様の受診に関しては、どの日でもお受けしていますが、小児特有の疾患に関しては、より適切な診断と治療を提供するため、小児外来の診療を行っている内原院にて毎月第1土曜日(11:00~17:00)にお越しいただくことをお勧めしています。
各種レーザー治療 ※通常外来にて治療可
- 【対応疾患】
- ●網膜剥離 ●網膜裂孔(もうまくれっこう)・円孔(えんこう)
●糖尿病網膜症 ●緑内障 など
当医療機関では、網膜剥離、網膜裂孔・円孔、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などの疾患に対し、網膜光凝固術やYAGレーザーによる後発白内障手術、および緑内障治療などの治療を行っています。当院では、患者の皆さんが通常の外来診療にて治療を受けられるよう、設備やスタッフの充実に努めています。疑問や不安がある場合は、お気軽にお問い合わせください。当院では通常外来にて治療を行っています。
一般眼科診療 ※通常外来にて治療可
- 【対応疾患】
- ●白内障 ●屈折異常(近視、遠視、乱視) ●眼精疲労 ●斜視、弱視 ●網膜・ぶどう膜の病気 ●結膜の病気 ●緑内障 ●花粉症・アレルギー採血検査 ●眼瞼(まぶた)の病気 ●ドライアイ・メガネ・コンタクトレンズ処方
当医療機関では、目に関する様々な病気やトラブルについて、診療を行っています。もし目についてお悩みがある場合は、どんな些細なことでも、専門医に気軽にご相談ください。診療・治療だけでなく、目の予防についてもアドバイスを行っています。当院では、患者さんが通常の外来診療にて治療を受けられるよう、設備やスタッフの充実に努めています。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。当院では通常外来にて治療を行っています。
日帰り手術
各種日帰り手術にも対応しています。
※詳しくは「日帰り手術」専用ページをご覧ください。
まぶたの外来 ※毎週木曜日に受診可
- 【対応疾患】
- ●ものもらい ●眼瞼けいれん ●眼瞼下垂 ●眼瞼内反症 など
ものもらいには、細菌感染によって生じる麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と、まぶたの中に脂肪が溜まってできる霰粒腫(さんりゅうしゅ)があり、まぶたにある脂腺や汗腺に、細菌感染が生じることをものもらいと呼びます。
麦粒腫には、抗生剤の点眼や眼軟膏、内服薬を用いると1週間程度で改善しますが、腫れが酷く、膿がある場合は針を刺して排膿していきます。
霰粒腫のまぶたのしこりには、抗生剤や点眼、眼軟膏が効かないため、切開・摘出治療が必要です。
ただし、小児や手術を希望しない場合は、ステロイドの点眼や眼軟膏を使用します。
●眼瞼痙攣
意図しない閉瞼を生じる病気を眼瞼痙攣といいます。目を閉じる眼輪筋が過度の緊張によって不随意な閉瞼を生じます。
特に40代の女性に多くみられ、およそ半数の方が抗不安薬や睡眠導入薬の服用歴があることが分かっています。
●眼瞼下垂
まぶたを持ち上げる働きをする眼瞼挙筋が衰えて、眼が開きにくい状態を眼瞼下垂といいます。
主な原因は加齢に伴う衰えですが、ハードコンタクトレンズの長期使用も原因となります。
症状が進行し、視界に大きな支障が出るようになった場合には手術を行います。
●眼瞼内反 (逆さまつ毛)
一般的に逆さまつ毛と言われる状態で、 まつ毛が眼の表面に当たることで痛みや涙が出たりします。
悪化すると視力障害を生じる場合があるため、注意が必要です。
理事長・医院長の紹介
はじめまして。医療法人社団慶山会の鳥山直樹と申します。
私たちは、ご縁あって茨城県と沖縄県で眼科診療を行っている医療法人です。
私は39歳で白内障を発症し、自分が院長を務める水戸とりやま眼科で手術を受けました。突然の発症と急激な進行で日常生活にかなりの不便を感じたものです。
皆様のご不便やご不安を、私も身をもって経験したことから、より患者の皆様に寄り添った診療・治療ができるものと自負しています。お困りの際はどうぞ、お気軽にご相談ください。
また、本ホームページでは、私が手術を受けた際の手順を公開していますので、ご興味がある方は、ぜひご覧になってみてください。
当法人は土日祝日診療を掲げており、どの医院も日々多くの患者さんに来院いただいております。各種外来においては、通常は大学病院や総合病院などで忙しく働く医師が当院でも力を発揮してくれています。
スタッフにおいては、土日祝日は特に来院数が増えるので大変な時もありますが、皆様からの「ここがやっていて良かった」という言葉を励みに頑張ってくれています。
「地域に良い医療を届けたい」という想いに力を貸してくれる多くの医療関係者に、この場を借りて感謝申し上げます。
これからも成長を遂げられるよう皆で一丸となって頑張っていきますので、温かく見守っていただけますと幸いに存じます。
今後ともよろしくお願いいたします。
医療法人社団慶山会 理事長
鳥山 直樹
〈略歴〉
平成21年3月 | 山梨大学医学部医学科 卒業 |
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平成21年4月~23年3月 | 山梨大学医学部附属病院 勤務 |
平成23年4月~24年3月 | 慶応義塾大学病院 勤務 |
平成24年4月~24年9月 | 国立成育医療研究センター 勤務 |
平成24年10月~26年9月 | 東京歯科大学市川総合病院 勤務 |
平成25年7月~25年10月 | 東京女子医科大学八千代医療センター 勤務 |
平成26年10月~28年3月 | 横浜市民病院 勤務 |
平成28年4月 | 慶応義塾大学大学院 |
平成30年6月 | 内原とりやま眼科 開院 |
平成31年4月 | 水戸とりやま眼科 開院 |
令和2年6月 | とよさき眼科(沖縄県豊見城市) 開院 |
〈資格・所属学会〉
- 日本眼科学会認定 眼科専門医
- 日本眼科学会
- 円錐角膜研究会
木村 孝博(木曜外来担当)
私の専門は眼形成で、主に眼瞼下垂、眼瞼内反の手術を行っております。
目は口ほどにものを言う、と言われますように、まぶたの形で人の印象は随分と変わります。
整容面にも配慮した手術を心掛けておりますので、まぶたでお困りのことがあれば、ぜひご相談ください。
どうぞ宜しくお願い致します。
〈略歴〉
- 弘前大学医学部 卒業
- 藤沢市民病院 眼科
- 秦野赤十字病院 眼科
- 済生会横浜市南部病院 眼科
〈資格・所属学会〉
- 眼科専門医
- 所属学会
- ・日本眼科学会
- ・日本眼形成再建外科学会
設備の紹介
明るく充実した設備で、皆様をお迎えします。
受付
木目調の落ち着いたオープンカウンターを採用しており
患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。
待合室
ガラス壁面で、圧迫感のない明るい待合室です。
広い待合室でリラックスして診療や治療をお待ちください。
検査室
視力検査を始め、患者さんの症状に合わせた
最適な対応ができるよう検査体制を整えています。
診察室
診察室内に設置したモニターで患者さんの眼の状態を一緒に見ながら
より詳しい説明を行うことを心がけています。
OCT
(眼底カメラ付き光干渉断層計)
視力検査や様々な症状に合わせた
対応が可能な機器です。
自動視野計
精密で信頼性の高い
ハンフリー視野検査計です。
緑内障などの眼疾患の診断補助、
経過観察が可能です。
SLT/YAG レーザー
白内障術後の後発白内障に対して
使用します。また、選択的線維柱帯形成術
(SLT:緑内障の眼圧を下げるための
レーザー治療)が可能です。
イエローレーザー光凝固装置
糖尿病網膜症や網膜裂孔などの進行抑制・治療に用いる装置です。黄斑部付近の疾患治療が安全に行えるイエローレーザー光で、従来器よりも治療時間を短縮し、痛みの少ない治療が行えます。
スペキュラー
角膜内皮細胞測定装置。
撮影されたデータから、
内皮細胞の数や大きさ、形状等を詳しく解析します。
ノンコンタクトトノメーター
非接触式眼圧系で、緑内障、高眼圧症の
スクリーニングを行います。
オートレフケラトメータ
近視・遠視・乱視の度合いや
角膜のカーブを測定する機器です。
超音波画像診断装置
(A/Bモード)
超音波を使用して眼の中の断層像を撮影します。進行した白内障、角膜混濁の目に対しても、硝子体出血や網膜剥離など眼内病変の精査が可能です。
〒310-0015
茨城県水戸市宮町1丁目1-1
JR常盤線 「水戸駅北口」直結
【診療時間】 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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10:30-13:00 | ● | ● | - | ● | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | - | ● | ● | ● | ● |
- ●社保・国保 各種保険取扱
- ●休診日:水曜日(祝日の場合は診療)
当院は予約制ではありません
手術や一部特殊な検査に関しては予約の案内をいたしますが、通常の診療や診察はご来院順となります。
あらかじめご了承ください。
コンタクトレンズ受付時間
【コンタクトレンズのご使用が初めての方】
午前の受付は、診療開始の15分前より行います。普段お使いの眼鏡をご持参ください。眼鏡の度数が合っていない場合、当日コンタクトレンズの処方はできません。また、結膜炎やものもらいなど眼疾患を認める場合、コンタクトレンズ処方はしません。
紹介状をお持ちの方
紹介を受けられた内容により、受診するクリニックが異なります。
- 円錐角膜・・・
- まずは内原とりやま眼科の角膜外来を受診ください。
上記以外の内容でしたら水戸医院でも内原医院でも診察可能です。
- 白内障の手術や瞼の手術・・・
- 当院(水戸とりやま眼科)へご来院ください。