目に関する症状や感じ方は様々。
気になる際は、お気軽に当医院までご相談ください。

Eye Symptoms and Care Methods

疲れ

疲れ

日常的な目の疲れこそ
注意が必要

痛み

痛み

目の痛みには要注意。
ほっとかないで、
すぐ受診

腫れ(はれ)

腫れ(はれ)

その腫れ、もしかしたら
怪我や病気かも!

充血

充血

目が充血したら、
まずは受診を

ごろごろ(異物感)

ごろごろ(異物感)

目の異物感が続く時は
要注意!

しょぼしょぼ

しょぼしょぼ

目を労わることで、
しょぼしょぼ解消

涙が出る

涙が出る

涙は“角膜を守って!”
のサイン

赤い

目が赤くなる症状には、3つのタイプがあります。

  1. ❶白目の毛細血管が拡張して赤くなる充血で、まぶたの裏側も赤くなるもの
  2. ❷黒目のまわりが一番濃く充血し、周辺に行くにつれて薄くなるもの
  3. ❸結膜の毛細血管が切れて、結膜の下に出血を起こすことにより赤くなるもの

黄色い

白目が黄ばんで見えるケースと、瞼(まぶた)や目まわりの皮膚に黄色の盛り上がった斑点状の発疹がみられるケースなどがあります。

目やに

目やには皮ふのアカのように生理的な分泌物。目のゴミをくるんで出してくれる働きがあります。結膜やまぶたがウイルスや細菌に感染すると、目やにの量が増えます。

かゆい

目がかゆいという症状は、アレルギー性の疾患に多く見られますが、他にも様々な刺激から起こるものや体質からくるものもあります。症状も個人差があります。

しこり

目にできるしこりは、通常粟粒から小豆粒大のもので、上まぶたに多く発生します。いわゆる「ものもらい」の場合、まぶたに痛みがあり、そこを触ると痛みを強く感じます。

乾く

パソコンなどの画面を長時間見つめることで、まばたきの回数が減少して起こったり、乾燥した環境などで涙の量が減少することで起こります。角膜や結膜に障害を起こすことがあります。

かすむ

かすみ眼の軽いものは、目やにがはったような見え方。重いものは、すりガラスを通してみるような見え方になります。

まぶしい

コンタクトレンズで角膜を痛めたときや、スキー場などで紫外線を目にたくさん受けて角膜に炎症を起こした場合によく起こります。その他、虹彩や毛様体に炎症があるときにもこの症状が現れます。

見え方がおかしい

視野の異常は網膜の病気で起こる症状ですが、初期の症状では、「ものが歪んで見える」ケースもあります。また網膜から脳へとつながる視神経や脳の病気でもこのような症状が出ることがあります。その他、視力低下や屈折異常による見え方の異常も考えられます。

見えにくい

「最近、視力が低下してきた」といったように徐々に視力が低下してきた場合、最も多いのは屈折異常(近視・遠視・乱視)によるもの。40歳以上の年齢で近くが見にくい場合は老視がほとんどです。その他、徐々に視力が低下する原因となる病気はかなり多く、特に急激に視力が低下した場合は、早期に適切な治療を施さないと高度の視力障害を残したり、失明に至ることも少なくありません。

黒いものがみえる

糸クズのようなものや蚊のような黒い小さなものが見えたり、色も黒いものから淡白く不透明なものまで。硝子体に濁りを生じたり、網膜に穴が開いたり剥がれてしまったりすると、このような症状が現れます。

その他

かさぶたや化膿、しわ、水泡がある場合。

症状別Q&A

Qスギ花粉の時期が過ぎたのに目のかゆみが続いています。どうしてでしょうか?
Aスギやヒノキの花粉症のある方で5月中旬を過ぎても花粉症の症状が続く場合、
もしかしたらカモガヤの花粉症も持っているかもしれません。
カモガヤはイネ科の雑草で、公園や歩道、河川敷など、私たちの身近に生息しています。
カモガヤは5月から梅雨の時期にかけて花粉の飛散量が多く、カモガヤ花粉症の方はスギや
ヒノキ花粉症の症状が一旦落ち着いた頃に症状が再燃するのが特徴です。
目の痒みなどでお困りであれば、一度眼科受診をお勧めします。目の痒みでこすってしまったりすると、ものもらいなど細菌感染の危険があります。
コンタクトレンズを装用している場合は、より感染症には注意が必要です。
アレルギー性結膜炎があるかないかは顕微鏡で眼を診るだけである程度分かりますが、原因までは分かりません。

そのアレルギーの原因を知るためには採血検査が有効なこともあります。
採血検査でカモガヤが陽性と分かり、毎年カモガヤ花粉が飛散する時期に症状があるようでしたら、早めに治療を行うのが良いでしょう。
Q糖尿病に伴う眼の合併症はどのような病気でしょうか。予防はできますか。
A糖尿病に伴う眼の合併症としては網膜症、白内障、緑内障などがあります。
予防策としては第一に血糖コントロールが大事です。
特に自覚症状がなくとも眼を含む合併症は進行してくる可能性があり、
内科や眼科など定期的な通院が必要になります。
自己判断で通院を中断してしまう方がおられますが、自覚症状が出てきた時には重症化しており、その時点で来院されても治療が困難な場合もあります。
自分の健康状態は自覚しづらいこともありますので、糖尿病を指摘された日から内科や眼科へ定期通院し、現状をご自身でも把握しながら医師の治療方針を聞くのがよいでしょう。
眼科領域で言えば、網膜症が出現していても視力低下などの自覚症状がないことも多いです。
見えづらさなどの訴えが出てきた時は重症で、治療を行っても視力回復が困難であるケースがあります。
網膜症に関しては、適切なタイミングでレーザー治療や硝子体注射を行う事で進行を予防したり改善できることもあります。
白内障、緑内障に関しても治療や予防策を適切なタイミングで受ける必要があります。
Q白内障の手術を受けるべきか悩んでいます。
手術に踏み切るタイミングについて教えてください。
A白内障手術は視力、屈折、水晶体の状態、狭隅角の有無などを総合判断してタイミングを決めます。

  • 【視力】矯正視力が良くてもまぶしく感じるなど、生活に不便を感じる場合には、手術をお勧めすることもあります。
    矯正視力が低くても不便を感じなければ、様子を見ることもあります。
  • 【屈折】屈折異常が強い場合、白内障が比較的軽度でも手術を行うことがあります。
    近年、多焦点レンズ(保険適用外)が登場したため、術後眼鏡が不要になることもあります。
  • 【水晶体の状態】白内障進行により水晶体の硬度が増すと、手術が難しくなり合併症のリスクが増えますので、その前に手術をお勧めすることもあります。あまりに放置し過ぎると水晶体が溶けてくることもあるため、この場合には早急に手術が必要になります。
  • 【狭隅角の有無】隅角は目の中を流れる水分(房水)の出口に当たる部分で、ここが狭い状態を狭隅角といい、急性緑内障発作を起こすリスクがあります。狭隅角を治す目的に白内障手術をお勧めする場合もあります。
    人によって適切なタイミングは様々ですので、眼科医とよく相談した上で判断してください。
Q白内障手術を受けるにあたり、多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズは
どのような違いがあるのでしょうか。
誰でも多焦点眼内レンズを選択できるのでしょうか。
A単焦点眼内レンズは、ピントが合うのが一箇所だけの眼内レンズです。
遠くにピントを合わせるものを選んだ場合、近くのものを見るにはピントが合わず、老眼鏡が必要になります。
術後の眼鏡使用に抵抗がなく、どこか1カ所をはっきりみたい方は単焦点眼内レンズを選択するとよいでしょう。
一方、多焦点眼内レンズ(選定療養あるいは自費)は、遠くや近くなど複数箇所にピントが合う、いわば遠近両用の眼内レンズと言えます。多焦点眼内レンズは、日常生活でなるべく眼鏡を使いたくない方に向いています。
手元は老眼鏡を使わなくても間題なく見えることが多いですが、細かい字を見る時には老眼鏡が必要になることもあります。
暗い所で光を見た場合、眩しさ(グレア)や、光の周りに輸がかかって見えること(ハロー)がありますが、 徐々に見え方に慣れて気にならなくなることがほとんどです。緑内障や黄斑変性など白内障以外の眼疾患を伴っている場合、多焦点眼内レンズを選択できない場合があります。
よく主治医と相談してご自身の生活に合う選択を検討されると良いと思います。
Q眼科で乱視と言われましたが、乱視とは何でしょうか。
A乱視とは、角膜や水晶体の歪みにより、焦点が一ヶ所に集まらない状態です。
乱視があると、物がにじんだり、二重に見えたり、眩しく感じたりすることがあります。
角膜や水晶体が球面形をしていると乱視がない状態ですが、この球面形に歪みがある場合に乱視が生じます。
角膜の歪みを「角膜乱視」、水晶体の歪みを「水晶体乱視」と呼びます。
水晶体や角膜がラグビーボール型に歪んでいる乱視を「正乱視」といい、
不規則に歪む状態を「不正乱視」といいます。
白内障が進行することで、水晶体が変形して水晶体乱視が強まることもあります。
また、円錐角膜(角膜が前方に突出してくる病気)、翼状片(白眼の一部が黒眼に侵入する病気)、
ケガの後遺症などで生じる角膜乱視もあります。
乱視の治療は眼鏡またはコンタクトレンズが基本です。角膜乱視の場合は、角膜に直接当てて形状を改善する
ハードコンタクトレンズが必要な場合もあります。
白内障や翼状片による不正乱視の場合、手術が有効なこともあります。角膜乱視が急に進行してくる場合は
円錐角膜の可能性もあり、一度眼科の中でも角膜専門医の診察を受けることをお勧めします。
Q自分はまだ手元が見えていますが、眼科で老眼と言われました。なぜでしょうか。
A老眼とは遠くを見たり、近くを見たりする能力、いわゆる調整力が衰えることを言います。
ご質問者さんはもともと近視(近くが見えて遠くは見えない)でいらっしゃるかと思います。
近視の方は調節力がなくても近くにピントが合うため、老眼になっても手元は見えます。
しかし、遠くを見るために眼鏡やコンタクトレンズなどで近視を矯正した場合、老眼があると
手元が見づらくなります。調節力の衰えは早い人は30代から出てきます。
「近くを見てから遠くを見ると、すぐにピントが合わない」「目が疲れやすい」といった症状からはじまり、
65歳くらいまで症状が進行します。老眼を我慢していると、眼精疲労から肩こりや頭痛、食欲不振や吐き気
といった症状が起こることもあります。
見えにくさを感じたら、自分の視力に合った眼鏡や遠近両用コンタクトレンズを使用するようにしてください。
白内障もある方は、多焦点眼内レンズなどを用いて老眼対策を含めて治療することもあります。
自覚症状がなくても機会があれば老眼があるか眼科で相談されてみてください。

手術の流れについては
こちらの動画もご覧ください!

困った際は水戸とりやま眼科へ

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